安陽市(中国)の木材市場の現況(2019)

2008年の北京オリンピックや2010年の上海万博開催などをきっかけに、中国の木材市場や建築市場は急速に拡大しており2018年現在でもその好景気の名残が残っています。中国バブルがいつはじけるか分からないと言われている昨今ではあるものの、木材市場に限定して言えば極端に景気が悪いということはないのです。
安陽市の木材市場も売り買いが非常に活発な巨大市場を維持しており、特に中国国内でも所得の伸びの著しい沿岸部ではあるとはいえ高級志向が強い地域でもあるといった側面を持っていることから、高品質住宅に対する需要から高品質な木材への購入需要が増大していることでも知られています。安陽市周辺や中国国内の市場で言えば好調であり特に大きな問題はないと言えるでしょう。
しかし現状は好景気が維持されているとはいえ、2019年移行もこの現況が続くとは限らないと言われています。アメリカとの資材への関税の掛け合いが今後も収まらないのではないかと予想されていることから、安陽市から海外に輸出される木材に今まで以上の関税が課せられる可能性があるからです。国内向けではないヒノキやスギなども安陽市の木材市場では扱われているため、今年ではなく来年以降の動向に中止すべきだという声が多数だと言えます。
仮に来年中国バブルがはじけてしまったら中国国内の木材市場も落ち込むことが懸念されていますので、安陽市の木材市場も確実に景気が減退することでしょう。逆に言えば国内の景気が2018年の状況を維持するようであれば、来年も今年と同程度の売買が行われると予期されています。安陽市の状況や景気ではなく、中国全体に景気や外交などに木材市場は強く影響されるものと捉えておいてください。
2019年の安陽市の木材市場の現況は非常に予想しづらいため、隣国であり取引国でもある日本の関係者も月に数回程度はデータを確認するなどの注視と対処が必要だと言えるでしょう。