メキシコの木材市場の現況(2019)

メキシコは古くから世界的に見ても珍しい住民林業という形態で林業が行われてきている歴史があり、現況でも形態に大きな変化はなく変わらぬ形態で世界の木材市場をリードしています。
住民林業という形態の特性上、メキシコ国内に存在している国有林は5割を超える割合で地域住民により管理が続けられており、常に300もしくは500程度の団体によって自身の森林の木々の伐採が合法的に進められています。
つまり、現況においても国や大手の木材業者であっても住民の承諾を得る事無く森林に足を踏み入れて伐採する事はできず、メキシコで木材を伐採するためには必然的に地元の方の協力が必要になります。
そのため、メキシコで伐採された木材というのは無計画に伐採された物ではなく、手塩にかけて成長させられた木材であるという裏付けにもなるので、大きな安心材料になるとして取り分けて木材の材質に拘りを有している企業が、メキシコをピンポイント的に指名して木材手配をする事は稀有ではありません。
しかも、一度きりの輸入に限らず非常に長い年月にわたり継続的に契約する業者も少なくないため、契約期間が長いという特徴もメキシコの木材市場を安定させる直接的なきっかけです。
そのようにメキシコから得られる木材に拘り契約をしている企業の中にはプロギタリストも多く愛用しているギターブランドもあり、他国で得られる木材とは異なる唯一無二の材質であるという様子から、メキシコという国名をブランドに用いて派生させているほどです。
ブランドを派生させるほど並々ならぬ拘りを持っているのは、ギターにおいて要とも言えるサウンド面が優れている事は言わずもがなですが、材質の特性上ボディが独自性が強い美しさになるためです。
サウンドは住民林業がもたらす目が詰まった材質により非常に音の響きが良い様子になっており、同様に目が詰まっているからこそ塗装を施した際に美しい光沢感が現れ、ステージ映えし照明に美しく輝く様子からプロギタリスト御用達になっています。
他にはない優れた木材と栽培方法であるからこそ、今後も現況と変わらぬ安定した木材市場が約束されています。