パラグアイの木材市場の現況(2019)

パラグアイの木材市場の現況は、周辺諸国に比べると遅れています。
隣国のブラジル・アルゼンチン・ボリビアなど南米諸国は、積極的にリンゴ湯セクターに投資をしています。
しかしパラグアイの林業投資は周辺諸国に比べると少なく、国土面積が小さいウルグアイが順調に森林を増やしているのに対しても植林のスピードは遅いです。
元々同国の東部地域は、原生林が豊富で木材市場を支えていました。
しかし急速な開発とともに原生林は失われて、現在では劣化しているのが現況です。
またパラグアイの木材市場が未発達なのは、国内に生産工場が少ないことも要因に挙げられます。
植林しても収穫できる大規模な生産工場は少なく、小規模な製材所や木工所に供給されています。
供給される木材の多くは天然種なので、木材市場の規模拡大にも繋がりません。
現況の木材市場が小さいからこそ、パラグアイでは積極的な林業投資が行われていないとも言えるでしょう。
国内の木材市場が小さければ海外へ輸出するしかありませんが、生産される木材には付加価値がありません。
付加価値の高い林産品を生産できないため、海外の木材市場にも活路が見いだせない現況となっています。
パラグアイは国内でも海外でも手詰まりとなっており、このままでは状況を一変できないとされています。
現況の木材市場を一変させるためには、財政的な支援をして林業投資を活発にしなければいけません。
政府が財政的な支援をすれば林業投資も活発になり、国内で市場が拡大し海外へ輸出できる付加価値の高い製品も生産できるようになります。
しかしパラグアイは、原生林が失われる一方植林も計画的に行われていません。
原生林は劣化し非効率で環境にも適さない植林が行われることにより、林業分野に投資をしてもリターンが得られるかは未知数です。
そのため林業投資が減るという悪循環に陥っており、パラグアイが現況を変えていくためには大胆な改革が必要と言えるでしょう。