レユニオンの木材市場の現況(2019)

レユニオンはフランスの海外県の一つで、インド洋の中央にある島です。レユニオンはマダガスカルからは東に約800キロの位置にある火山島で、面積が約2500キロメートルとなっています。この県都はサン・ドゥニで、この島はコーヒーの原種の一つとして有名なブルボン種の原産地でもあります。
レユニオンは小さな島ですが高い山があるため、気候が二分され、島の南東部は南貿易風の影響で降雨が多い熱帯気候で、風下の北西側は雨が少ないサバンナ気候になっています。標高約3070メートルのピトン・ド・ネージュという山は現在でも活動しているフォルネーズ火山があり、2年に1度くらいの周期で大噴火が起こっているのです。レユニオンは森林はそれほど豊かというわけではないといわれ、林業は盛んではないと伝えられています。木の過伐採によって木材についてはほぼ輸入に頼っている現況であるとされており、木材市場はあまり活発とは言えない状況といえます。そして、そうした状況を改善するため、有用樹種の植林が行われているということなのです。
この地ではスギなども植樹されており、実際に見ることができるといわれます。その面積は約3100ヘクタールといわれ、更にこうした植樹を進めて3500ヘクタールまで増やす予定とされていると伝えられています。また、レユニオンでは木材生産も行われており、電柱や家具、建築用の板などに用いられているということなのです。
しかし、レユニオンの主要産業は農業で、フランスのプランテーション時代からサトウキビが栽培されています。現在も砂糖が主要輸出品となっていると胃現況があります。また、ラム酒やキャッサバ、バニラなども栽培されており、コーヒーのブルボン・ポワンテュ種の再生苗が栽培されています。コーヒーの他にもゼラニウムやロブスターなどが輸出されています。また、近年は観光にも力が入れられています。そのため、レユニオンの木材市場は活況という状況ではないものの小規模かつ成長過程にあるといえます。