ルーマニアの木材市場の現況(2019)

ルーマニアの木材市場は活性化している現況にありますが、違法伐採に関しては非常に厳格な取り締まりをしているという傾向もありますので注意をしなくてはいけません。ルーマニアの中には、欧州圏で最大とも言われている広大な原生林が存在しています。この原生林を活かそうという動きが非常に強くなっていますので、非常に大きな市場に成長する可能性は十分にあります。実際にルーマニアに存在している原生林は、ヨーロッパ全土の原生林の約3分の2程度は占めると考えられているほどに広大なものであるため、木材市場に関しても大きなモノを誇っています。国土の3割程度が森林になっていますので、その扱いに関しては国の方でも慎重になっているという傾向があるわけです。実際に、森林の半分は国有林として保有されていますので、例えば外国の企業がルーマニアの森林を自由に扱って良いわけではありません。このうちのだいたい3割程度が民間企業の所有として提供されていますので、この範囲で木材の現況を考慮していく必要があるわけです。主な商業目的の木材は日本ではホワイトウッドと呼ばれる貴重なものが使われています。実際に、こういったルーマニアから輸出されている木材の資源というのは、そのまま国家の収入源で計算される傾向があります。森林部門の収入は重要な国家の収入源に考慮されていますので、この新林業がダメージを受けてしまうと国家全体としても大きなダメージを受けてしまうことを否定できません。実際に、GDP全体の3.5%程度も占めていますので、どのような扱いをするかによって大きく国の収入をも決めてしまう可能性があります。このような事情がありますので、ルーマニアでは木材に関連する違法伐採を非常に敵視しています。政府が発表しているデータでは、少なくても国内の伐採の半分近くが違法伐採によるものであると発表しているのです。言い換えると、それだけルーマニアの木材市場が非常にお金になるということを意味しています。国内では社会的な問題として認識されていますので、この点をしっかりと理解しておく必要があるでしょう。