サンピエール・ミクロンの木材市場の現況(2019)

サンピエール・ミクロンはサンピエール島とミクロン島の2つからなる地域で、カナダのセントローレンス湾に位置する小さな島となっています。産業は漁業が中心であり、鱈などの産地として知られていますが、島の中で積極的に農業や林業などを行っている事はなく、食料のほとんどは輸入に頼っているのが実態の国です。
政治的にはフランスの配下にあり、国内の自治は行っているもののその主導はフランスの配下にあるのが実態です。住民もフランスから移住した2世や3世が多く生活しており、公用語もフランス語であることからフランスの文化が非常に根強くなっている場所でもあります。
この地域の木材市場はほぼ100%フランス本国やその隣国からの輸入に頼っているのが実態です。住宅は木造で建てられることも多く、古くからその資源はフランスで購入し個人的に輸入すると言う方式がとられてきました。フランス政府も様々な資源について全面的に支援を行っていることから非常にフランスとの結びつきが強く、現況でもこの仕組みは大きく変わることがありません。非常にフランスとの密接な関係の中で政治を行ってきた国家でもありますが、その面積が小さいことから大きな国の1部と捉えられる場合も多くなっているのです。
サンピエール・ミクロンはもともとはアメリカ系の先住民が生存していた地域でもありましたが、この島を仏国が発見し技術を始めてから基本的には長期にわたり仏国の制限が及ぶところとなっています。しかし地理的にカナダに近いことから過去にカナダとの様々な争いが絶えなかった時期もあり、自分には当時のカナダの文化も取り入れている部分があるのが特徴です。その中でサンピエール・ミクロンは独特の文化を築いている部分もあり、仏国の統治下にありながらフランスとは異なる島国ならではの文化が育っている地域でもあるため、今後は様々な産業を発展させる可能性も少ないとは言えず、世界中から注目されている場所となっているのです。