サウジアラビアの木材市場の現況(2019)

サウジアラビアは中東にある国家でその首都はリヤドです。サウジアラビアはアラビア半島の大部分を占めており、紅海やペルシア湾に面し、中東エリアで国土面積が最大級の国家になります。この国の面積は約215万キロ平方メートルといわれており、日本の約5.7倍の国土面積となっています。しかし、国土の大部分は砂漠となっており、北部にネフド砂漠があり、南部にはルブアルハリ砂漠があり、その間には長さ1500キロのアッダハナという砂丘地帯があり、産業木材を得られる樹林は存在しないのです。
この国では林業は盛んではありませんが、サウジアラビアは石油といった天然資源の採掘と輸出が盛んな石油産出国として世界的に知られています。石油輸出産業はこの国の主な外貨獲得源になっており、石油からの収入は外貨収入の約9割となっているのです。また、石油輸出によって獲得した外貨を世界各国で投資運用しており、この国の中央銀行は政府系投資ファンドとしても知られている通貨庁なのです。
この国は中東有数の不動産投資先として巨額投資を集めてきたという現状があり、住宅市場においては巨大需要が発生しているといわれています。その理由として挙げられるのが政府の支援や原油価格上昇、人口増加といった点などがあり、この国では高い住宅需要があります。しかし、国民の大半は持ち家ではなく借家に住んでいるといった特徴があり、そうした住宅の建設に関する支援が政府によって提供されています。製造業などは小規模であり、こうした石油輸出業や投資、不動産などへの投資などがこの国の主な産業ともいえます。
こうした建物の建築に必要とされる木材に対するニーズなどもあるといわれ、この国の輸入額は2017年には216ヵ国中21位となっていたといわれています。このため、この国も木材市場は輸入を中心に活況な現況があるといえ、日本からの木材輸出先としてもポテンシャルがあるといわれているのです。