セントヘレナの木材市場の現況(2019)

セントヘレナは南大西洋に浮かんでいるイギリス領の火山島となっています。アフリカ大陸は2,800キロメートルも離れているのでここで使用する木材は基本的に現地での生産されたものということになります。そのため、木材市場は現地の人口に左右されることになっていきます。

 

スエズ運河の完成までにはインド洋に向かう航路の要衝として活用されていました。しかし、スエズ運河の完成以降はそういった用途で使用されることがなくなり、島の経済に少なからず影響を及ぼしています。この島はナポレオン1世の流刑地として知られており、そういったことが世界的に有名なので観光地として栄えている側面もあります。700万年前には火山活動が活発であったともされており、周囲には断崖が多くなっているのもその影響です。

 

セントヘレナの経済活動としては漁業、家畜農園、手工芸品となっていますが、全住民の生活を支えることは出来ていません。アセンション島での仕事を探している方も少なくなく、出稼ぎに頼っているケースも多いです。人口は非常に少なく、モノカルチャー経済に依存していることも特徴です。イギリスのロンドンからは定期的に物資が送られてきており、セントヘレナ島を支える重要な要素となっています。しかし、イギリスがこの島を重視しているかどうかは微妙なところとなっており、不満を持つ方も多いそうです。そういった現況から木材市場が盛り上がっている感じはありません。木材は貴重な資源なのでどちらかというと高騰している傾向にあります。この島に欠かせないものなので売れる可能性がありますが、人口が少ないので需要はあまり高くありません。観光産業が重要となっていますが、多くの建物は既に完成しています。木材市場はそれほど充実していないのが実際のところです。どこにどう売るかについてよく検討することが非常に重要となっており、闇雲に売ってもなかなか成功しないといえるでしょう。