サンマリノの木材市場の現況(2019)

サンマリノはイタリア半島の中部に位置する国でイタリアに周囲を囲まれた国です。この国の首都はサンマリノで、この国は世界で5番目に小さな国といわれています。サンマリノにはイタリアアカマツやイングリッシュオーク、オイレフやモンタナマツや欧州アカマツといった木々が見られ、他にもマロニエやハナミズキ、ベンガルボダイジュやシベリアカラマツ等も生育しています。
この国の首都サンマリノは標高約740メートルのティターノ山を中心に建設された城塞都市です。十和田湖と同じ広さといわれるサンマリノには熱帯雨林のような森林は見られず、輸出産業としての木材市場はあまり活況という現況とは言えません。ただ、必要に応じて外国からの木材を国内に輸入するなどして、家具などで使用するということは行われているといった状況となっているのです。
この国では林業よりも農業や観光業などの方がさかんで、海外との経済ネットワークづくりに国家を挙げて取り組み、日本との経済交流や情報交換もさかんに行われているといわれています。この国の企業の日本進出も力を入れて行われているといわれ、逆に日本企業がこの共和国に進出するという活動も歓迎されています。この国ではこうした両国の提携活動にも熱心に取り組まれているという状況があり、この共和国と日本との橋渡しを日本サンマリノ通商協力機構が果たしているというようになっているのです。
この国で盛んとされるのが鉱業や工業活動で、サンマリノでは石材という鉱物資源があり、石の切り出しや加工業はさかんに行われているのです。また、工業としては軽工業が中心となっており、食品工業ではデザートワインなどとして下しまわれている甘口のモスカートワインをはじめ、オリーブ油やチーズなどがあります。また、繊維工業なども見られ、綿織物や染色業が、窯業では陶器やタイル、レンガなどの生産が行われています。そのため、この国では木材市場は大きなマーケットというわけではないといえます。