台湾の木材需要について(2018)

日本からの外国向けの木材などの輸出量は、約100億円程度の幅で動いていました。約100億円で推移していた数値が増え始めたのは翌年の2013年からのことで、中国や韓国向けの輸出量が急激の増加したことが原因です。2014年以降も輸出量が増え続け、2015年には2012年の約1.3倍となる229億円以上の金額になったのが大きな特徴と言うことができます。数値が増えたのは中国や韓国だけではなく、台湾向けの木材の輸出量も大きく増えているのが現状です。台湾に向けた木材などの輸出量は、2012年頃までは約10億円程度の金額にとどまっていました。台湾国内における木材の市場規模がそれ程大きくなかったためで、日本から見てもあまり需要を見込める国と言うことはできませんでした。台湾の国内における木材需要は、2015年に入ると急激に増えていることが大きな特徴の一つです。2012年までは約10億円程度の規模でしたが、2015年には2倍以上の約21億円まで急激に木材の需要が急激に伸びています。多くの種類の木材の中でも、急激に需要を伸ばしているのが加工した合板と丸太です。台湾国内の都市部で目立つ建物は、日本と同じように鉄筋コンクリートなどで建設された高層ビル群でした。高オスビル群と一緒に建ち並ぶ木造建築は、1900年代の最初の頃に建設された建物が多いのが特徴です。古い木造建築物は、台湾国内だけではなくこの国を訪れる人々の人気のある観光スポットになっています。古い木造建築の建物を、カフェやレストランなどに改築して利用することが目立っています。これらの木造建築の建物は、台湾国内の人にとっても魅力のあるものとして需要が高まっていることも大きな特徴です。鉄筋コンクリートでは得られない温もりを木造建築の建物から感じ取れるため、内装だけでも木をリフォームの材料として取り入れる人も多くなっています。2018年に入っても、この傾向は維持され続けていることも特徴です。日本の高い木材加工技術を生かすことができれば、2018年からも台湾での需要は高まっていくことが予想されています。