変動為替相場と木材輸出コスト、その対策(2018)

日本の木材を海外へ輸出している会社では、国内で販売するのとは違って、様々な木材輸出コストが掛かってきます。特に重要なのは変動為替相場の動きです。海外取引先との売買のやり取りで、多くの場合で支払いが米ドルで支払われます。日本円で支払われるといったことはあまり多くありません。海外のクライアントとの取引でお互いがよりメリットのあるように考えます。木材を購入するクライアント側からすれば、為替相場が円安であると安く仕入れることができます。反対に円高である場合には同じものが値上がりとなってしまうので、変動為替相場の動きを逐一チェックすることが重要です。海外に販売する側も円安の際に売ることが出来れば利益が上がります。円高の場合は利益が下がってしまいます。出来る限り好条件の為替相場の時に取引をしたいとは思っていても、為替相場は日々変わります。政治の影響で大きな動きとなる場合もあります。急激な為替の変動は売り上げを含め、会社にとても大きな影響を出すこともあります。そのため、海外とやり取りをする会社は様々な対策を講じています。対策として一番良く使われているものは、通貨を所有しておくことです。海外のクライアントから支払われた海外通貨を日本円に換金せず、そのままの通貨で保持しておき、円安になった時に海外通貨から円に換金するという方法です。自分の会社で保持することが出来れば、確実な利益を先読みすることも可能です。ただ、為替相場はどういう動きをするのか大まかには読めても、予想外の動きになることも多くあります。円安の時期をまっていたとしても、一体いつまで待てば円安になり、換金できるかということも正確には分かりません。大きな金額の取引であれば、為替の1円もとても大きいです。海外と取引をしている会社は、常に変動為替相場の動きをチェックしながら、会社に一番メリットの大きいタイミングで換金できるよう対策を講じています。