大型台風と林業、その関係

近年では地球環境の顕著に感じられるほど明らかに自然環境が変化している事に気付かされている現代人は多く、そのような変化は各地で見られるこれまでには起こらなかったあらゆる問題からも知る事ができます。
特に発生する台風については全てにおいて従来の大きさを上回っている大型台風が一般的になっており、規模が大きいが故に各所にもたらす台風の爪痕も悲惨な状態になっています。
特に直接的な大きな被害を受けてしまうのが林業であり、自然の猛威により森や林という自然が破壊され時には修復できなくなったり、人々が生活を営んでいるエリアにまで被害範囲を拡大させてしまうという事になります。
そのような大型台風が高い頻度で発生し日本に訪れるようになってしまうと、近頃の雨の降り方の特徴の一つでもある短時間に大量の雨が降り続くようになるので、森や林の土壌に急激に水が浸透してしまい、吸収する事ができる水の量を上回ってしまうと土は斜面に向かって流れ落ちていってしまいます。
木々も含めてあらゆる植物というのは土がなければ生命を営む事ができなくなるので、雨水を吸収する事ができなくなってしまった後に土壌が流れ落ちてしまえば木々の成長は止まってしまい、林業に従事している方が伐採できる木も無くなります。
伐採できる木が無くなってしまえば加工業者やハウスメーカーに対して卸す事ができなくなるので、林業全体の市場が縮小されますし従事している者達の収入も大幅に失われてしまいます。
また、大型台風が襲来すると林業へのニーズが高まるのに対応ができないというもどかしいジレンマに見舞われてしまう事もあり、それは街中などに植えられている景観や空気を良好にするための街路樹が大型台風により折れてしまうという事です。
通常街路樹が折れた場合は新たなる木を林業に従事している者が伐採し納品するのですが、大型台風により伐採できる木が無くなってしまえば納品する事もできなくなります。