林業復活の秘策について(2018)

国土の多くが森林となっている日本では、かつては林業が盛んでした。しかし海外から安い木材が輸入されるようになり、その地位を奪われていまい衰退してしいました。現在では海外の木材は高騰して国産の木材のほうが安いのに、売れないという悲しむべき状況になっています。

 

そこで林業復活をするための秘策(2018)として出来ることとして注目されているのが森林バンクです。戦後林業が衰えてしまったことは、適切に森林を管理することが出来ない、という事態を生み出しました。加えて地方から都市へと人が移り、山林の相続が行われるときに相続人は遠く離れた土地に要るということが多くなってきました。それが二代、三代と繰り返されていくうちに山林は無用の長物として放置されて、せっかくの資源を活用する機会が失われてしまったのです。

 

そのような状況を打開するために森林バンクでは、管理されていない森林について市町村が経営管理権を得て、林業経営者に貸し出すという仕組みにしようというのです。中には、誰の持ち物なのかわからない土地もありますが、森林経営管理法が施行される2019年4月からは公告期間を設けて所有者という人が申し出ないときんは、市町村が経営管理権を得ることが出来るようになり、取りこぼしが極力なくすことができるようになります。

 

誰も手を付けてこなった森林では、人工林と違って間伐が行われていないので樹木は順調に成長しているとは言い難いところがあります。うまく成長できない樹木では、葉が二酸化炭素を吸収しないので地球温暖化を食い止めることができませんし、丈夫な根を張ることが出来ずに、台風や大雨のときに土砂災害が起きやすいという問題もあります。しかし、この森林バンクで業者が入って樹木同士が適度な間隔を保つことが出来るようになれば、そんな問題は解決されます。森林バンクは林業復活というだけでなく、人が生きてくための環境を改善することにもなるのです。