林業における新卒採用の動向

林業における新卒採用の動向は芳しいものではありません。
まず、第一に林業自体が斜陽産業であるということもあり、これから先業界が大きく発展していく見通しも立ちませんから、そのような状況でなかなか新しい人を雇い入れるというのは難しいものです。
全ての企業が苦しんでいるわけではないにしても、余裕があるのはごく僅かであり、その一部にしても先行きが不安なところがありますから人の採用に関しては新著にならざるをえないというのが実情です。
次に林業は新卒がすぐに即戦力になる世界ではなく、成長するのに時間がかかります。
これはどの業界にも言えることですが、特に林業は経験が重要となりますから未経験者を雇って一から教育をしていく余裕というのはありません。
人手は足りていませんが、誰でもできる仕事でもありませんからどうしても経験者が優遇される傾向にあり、新卒はその天振りになってしまいがちです。
このように新卒採用の動向は芳しいものではありませんが、全く採用がないのかというのもそうではなく、新しい人材を確保しなければ今度は年齢層ばかりが高くなってしまって、会社が立ち行かなくなってしまうため最低限維持し続けることができるだけの、人材は確保しようと各企業どこでも苦労しています。
しかし、今度は求職者がいないという問題にぶち当たることとなり、就職難の時代ではありますが過酷な林業の世界に飛び込んでこようとする人が少ないため、実際に採用をしようと思ったときにはそれはそれで人がいなくて困っているという企業も少なくありません。
わざわざ好き好んで過酷な職業を選ぼうとする人は少ないものですし、将来性が怪しいところがありますから、仕事に魅力を感じていても将来性の面で林業の世界に入ることを見合わせる人も多くいます。

 

このように、林業の新卒採用の動向というのは採用する側からしても応募する側からしても課題が多く、非常に難しいものとなっているのです。