宮城県の木材市場の現況(2018)

宮城県の木材市場の現況は、昔に比べれば減少してきていますが平成20年代の中では後半に行くほど微増している傾向があるわけです。これは、かつて植栽した人工林がある程度成長したことを意味しているとも言えます。総数に関しては586から550の間になっており全国に比べると平均的な数値と言えるでしょう。消費率はほとんど県内で消費されており全体の9割は宮城県内で消費されているのが特徴です。残りの1割は、県外などに持って行き利用されることが多くなります。例えば、東京などで宮城県産の木材で住宅を建築したいと考えている場合には宮城から東京に輸送することになりますが、それらがおよそ1割ほどあると理解できるでしょう。それ以外でも、隣の都道府県などで利用する場合がありますが県境に近いほどそのような傾向がみられるでしょう。
樹木の多くは、住宅などに利用されています。最近の住宅は、RC住宅の数が若干減少してきており木造住宅が好まれる傾向が出てきました。かつては、木造住宅だと火災にあった時や大きな地震に遭遇した時にはかなり危険と言われていた時もありました。そのため、RC住宅の方が流行していましたが、何分金額が高いことそして木造住宅でも火災に対する安全性が高まり延焼する可能性が減少してきたわけです。それに加えて、耐震性の技術が高まったことによりしっかりとした作りのものが増えてきたと言えます。このような理由から、木材を使った住宅が増えてきており過去10年ぐらいを見ても木材の利用量はそれほど変わっていないことに気がつくでしょう。利用料はほぼ底の状態になっていますので、これから県内の木材の消費が大きく減少することは考えにくいといえます。
伐採数でいえば針葉樹の方が多く伐採されており、住宅などに使われていますがそれ以外でもバイオマスなどの研究により広葉樹が利用される例も少なくありません。このように、適材適所で利用していくとおおよそ針葉樹の方が利用される可能性は高くなりますが6対4ぐらいで広葉樹が若干少なめな程度です。