奈良県の木材市場の現況(2018)

奈良県は、関西地方の中でも和歌山県と並んで多くの樹木があるところです。自然が多く残されていますので木材市場の方も盛況となっています。とはいえ、現況のことを考えると昔に比べれば木材の扱っている量が減少しています。他の都道府県に比べれば多いですが、その状況を見ていきましょう。まず森林面積に関しては全国平均よりも若干少ないですが平均的な面積と言えるでしょう。やはり自然が多いのは東北や北海道そして中国地方などになりますので全国的には28位の順番になっています。森林の蓄積量に関しては、全国23位となっており面積に対して蓄積量が多くさまざまのものに利用されていることがわかるでしょう。
生産量に関しては、20億円の規模となっていますが、全国平均に比べると少ない傾向があります。それでも10位は28位ですので平均的な数値と言うことができます。
奈良県は大きく分けて三つの地域に分かれますが、その中でも一番森林が多いのは和歌山県に近い北山・十津川森林計画区です。この地域の特徴は、平地がほとんどなくほぼ森林と言えるでしょう。つまり、算出できる森林量は非常に多いわけですがそれにもかかわらず他の都道府県より少ないのはやはり林業を主としている人が減少してきているからです。人口に対して林業を営んでいる人が少ない傾向にあります。経営としては、小規模経営のところの9割は小規模経営の個人で行っているところになっているますが、面積が大きければ大きいほど大規模経営になる傾向は昔と変わりません。
最近は、人工林が増えていますがそのほとんどは針葉樹になります。そもそも、住宅の建築などに利用している樹木は針葉樹が多くなりますので当然といえば当然です。
新築住宅の着工数は人口の減少とともに減少している傾向がありますが、木材を使った住宅建築数は増えている傾向があります。これは、木材の住宅でも大変政府が上がったことを意味していると考えてよいでしょう。