アフガニスタンの木材市場の現況(2018)

木材は家の建築や燃やすことによるエネルギー源など様々な用途に使われるため、石油が中心となっている今日においても重要な資源であることに変わりないです。そんな木材ですが、大切な資源と分かっていても世界各国の木材市場の現状はあまり芳しくはない状態になっています。その理由は様々な要因があるのですが、その中でもアフガニスタンに限っては人間による影響が大きいといえるのです。アフガニスタンは中央アジアに位置する国で、隣国にはイランとウズベキスタンそしてタジキスタンとトルクメニスタンがあります。このアフガニスタンは内陸部に位置するため砂漠地帯が広がる地域もあれば、標高の高い山間部に行けば森が生い茂っているのです。そのため1970年代以前での木材市場は盛況で、自国だけでなく他国にも輸出産業として人気だった過去があります。しかし現在では見る影もない状況で、アフガニスタンの大半は砂漠が多くなり森と呼べるものはなくなっています。その原因は1970年代後半から起こった戦争であり、アフガニスタンは木材だけでなく石油産出国でもあったのでその権利を得るためにアメリカとロシアが地元民を巻き込んで戦っていた地域です。その戦争によって人が隠れやすい場所や相手国の資源になりうる森は邪魔であるため、戦車による砲撃やミサイルなどの武器によって焼失したことが砂漠化が進んだ背景になります。そのたまアフガニスタン産の木材は出回ることがなくなり、ほぼ地元だけで使われる始末になったために木材市場は衰退している状態なのです。しかしアメリカのオバマ元大統領の進言により状況が変わりつつあります。それはアメリカとロシアがアフガニスタンの未来を考えて、これ以上の継続は不利と考えて実務者協議で話し合ってお互いが権利を分け合う形で両軍が撤退をすることになったからです。軍の撤退が決まって国が安静を取り戻すことができれば、今度は失った森を復活させるために植林ボランティアが入国しやすくなるので荒れた大地を元に戻すことができるため30年後には元の状態に戻ると考えます。