アンティグア・バーブーダの木材市場の現況(2018)

アンティグア・バーブーダはカリブ海浮かぶ英国領の島国で、美しい海とカラフルな屋根の街並みが特徴的なリゾートアイランドです。
そのためアンティグア・バーブーダの主要な産業は国際空港や港から来る欧米各国の観光客によるリゾート産業で、林業どころか農業もあまり発達してないです。
それでも少数ですが林業従事者がいて、国土の大半を占める南国の熱帯雨林を伐採して、リゾートコテージやバーベキューで使用する木炭の製造が林製品の殆どで、国内で消費するので輸出は殆ど行って無いです。
カリブ海の近隣の島国でも殆ど木材市場が発展してないで、アンティグア・バーブーダのように木材を切り倒して木炭の生産が中心でした。
そんな現状を打開するために、国際熱帯木材機関(ITTO)が主催するカリブ海地域の林産物のワークショップを頻繁に開催してます。
ワークショップでは林産物統計データ収集や分析や報告が行われ、林産物産業が発展しない原因を調べてます。
当初はワークショップへの参加国は少なかったけど、2016年に開催された時にはアンティグア・バーブーダやバハマやバルバドスなどを始め近隣の数十か国が参加しました。
熱帯雨林の木々の成長の高さを活かして、カリブ海周辺国で唯一木材チップを使ったバイオマス発電燃料としての輸出で成功したハイチが、木材エネルギーの重要性を発表しましたが、その他の国では木材は丸太から木炭しか作られておらず、現状では木材市場が盛り上がる機運はまだ高まってないです。
またワークショップでは国際熱帯木材機関(ITTO)ではカリブ海周辺のアンティグア・バーブーダなどの国が中心になって木材市場を活性化させる為に関税などの取り決めも話されました。
それ以外にもワークショップではカリブ海周辺の熱帯気候で植林しやすくて、丸太としての付加価値が高いマツやチーク材の植え方や、どのように製材しているのかを製材所の見学をしたりして林産業の知識の共有もなされました。
アンティグア・バーブーダの木材市場の現況(2018)では、木炭の生産が中心ですが、現状の打開のための努力は始まってます。