ボリビアの木材市場の現況(2018)

日本から遙か遠く離れた地球の裏側に位置するボリビアは、他の南米の国々と同様にスペインの植民地だった過去を持つ国です。公用語はスペイン語ですが、インカ帝国から伝わる少数言語であるケチュア語やアイマラ語、グアラニー語を話す人など様々です。日本から遠く離れていることもあり日本とは馴染みのない国と思われますが、南米のボリビアには日本とゆかりが深い場所があり日本語しか話せない人も実は多いのです。ボリビアには日本人の移住地とされる場所が2カ所あり、1つは沖縄からの移住者が作った街「オキナワ」ともう1つ「サンファン日本人移住地」があります。ボリビアに住む現地の人々は「サファン日本人移住地」を「コロニア・ハポネサ」と称し「日本人移住者の墓」と呼んでいます。ボリビアもボリビアに存在するサファン日本人移住地も観光地とは程遠く見どころもない「普通の街」というイメージです。しかし、街の至るところに排水溝がありボリビアで唯一「排水溝がある街」としても知られています。これは日本人が移住していることの影響が大きいということで、木材市場にも影響を及ぼしているともいえるのです。街の中には市役所もあり歴史資料館などもありますが、60年を越える移住史の過酷さを垣間見ることもできるのです。移住地といっても当時はテントを張っての生活でピューマやアナコンダに襲われたり水害や病害に悩まされる中でジャングルを切り開き、苦労の末街を形成した経緯を持っています。広大な土地とジャングルを有する国ですので木材に困ることはありませんが、木材資源の有効な活用方法がついていかない現況が今でもあるのです。そのため、海外への木材市場は開かれていないのが現状で、国内で木材を消費しているのが実情でもあります。しかし、多くの日本人がボリビアに移住し木材資源の活用方法などのノウハウも伝授していますので、近い将来目覚ましい木材市場が開かれるかも知れません。