英領インド洋地域の木材市場の現況(2018)

英領インド洋地域に木材市場の現況はまれに見る盛況です。その理由は大きく分けて三つあります。一つ目は年々増加する人口です。インドは昔から世界有数の人口を保有しています。インド国内で映画をヒットさせようものなら世界のランキングに興行収入が載るほど需要があります。ここ何十年と世界第二位の人口に甘んじていましたが、中国が一人っ子政策により人口頭打ちになる日もそう遠くはありません。そうなると世界第一位の人口保有国になるので、一人が家を建てようとするだけでもこれ以上にない量の木材が必要になります。二つ目はインドの経済成長が急成長を遂げていることです。先に挙げた中国がこれまで世界第一位の成長率で発展してきましたが、インドはその次に高い成長率を出してきました。インド洋に接しているのが最も大きいです。自国だけで完結するには限界が有りすぐに頭打ちになります。この点インドはインド洋に接して中東とアジアを繋ぐ場所に位置しているので、交易がし易いです。植民地支配されていた時代のヨーロッパ諸国とのパイプもあるので、これ以上にない貿易条件が整っていると言えます。経済が好調だと自ずと需要が高まります。生活水準が上がるので人々はより高いものを購入する傾向になり、その最たるものが家になります。インドは気候的に高温多湿なので、鉄骨造で家屋を建てると湿気によりすぐに金属が劣化します。このため、湿気に強い材木を用いた木造住宅が好まれるのです。三つ目は一度に大量の木材を運びやすいという点です。インド自体の面積が大きく、また、インド洋に接しているので船からの輸送も簡単に行えます。木材を運ぶに当たり注意しなければならないのが、火事です。乾燥地帯に入ると木材は何かの拍子に火が移るとすぐに燃えて無くなります。せっかく遠いところから運んでいた全ての工程が台無しになり多大な尊大を被りますが、その可能性を踏まえても圧倒的な物量をもらい受ける市場と場所があるからこそなせる業と言えます。