木材・材木関係の資格試験の話

林業従事者は長年にわたって森の中に入って伐採などを行い、経験や実績を積む事によりより良い業務を遂行する事ができます。
そして、さらに知識と技術について高みを目指す方に対して資格も用意されており、資格を取得すると業務や取引に際して有利に働く事から、積極的に資格試験を受験する林業従事者も増加傾向にあります。
今日では世界的に木材の元になる木々の絶対数が減少傾向にあり、伐採する事のみにフォーカスを当てるのではなく、伐採以上に木々の育成にも尽力していかなければならないと考えられています。
木々の育成というのは森林そのものの育成と同意であるため、木々の一本一本に限らず森全体を広い視野で見て育てられる人材を育むべく森林管理士という資格試験があります。
森林管理士は森にもう一度より良い木々を増やしていく事を基本としつつ、後世に対しても自然の重要性を伝えていくという目的も兼ねられているため、森の中でレクリエーションやセラピーが行われる時に指揮が執れるようになる能力も習得できます。
また、森林管理士よりも尚一層深いところまで情報を集めて分析し、今後に活かしていくという資格の中には森林情報士や森林技術士があります。
森林情報士と森林技術士は比較的連携度が高い関係性にあり、情報士から得た空中写真や解析情報を元にし技術士達が計画や研究、試験や評価を繰り返して行い従事者に指導したり自らが作業に当たります。
そもそも、森に入り木々を伐採する理由は住宅用の材木を手配したり、割り箸や木材パレットの材料を得るためですが、そうした木材を製品化するには複数の木材に関する会社が携わっています。
そこで、木材を販売する事を商いにしている業者に対し経営面でアドバイスする事ができるようになるのが森林技士であり、事業に纏わる計画書の作成から運搬などに要する林道の様子のチェックや施工管理まで幅広く着手し、材木を用いた木材市場の安定化と発展を下支えします。