エジプトの木材市場の現況(2018)

エジプトと言えば砂漠のイメージが濃厚で、木材とは全く縁遠い感覚を持っている人が多いかもしれません。しかし確固たる独自の木材市場を有しているのです。そもそも現代社会で日常生活では身のまわりにたくさんある合板というのは、古きエジプトに炉のルーツが見られます。紀元前の古代エジプトの遺跡から、木板を接着剤で貼り合わせた合板の製品がたくさん発掘されているのです。今の時代でも、家具やフローリングなどと極めて身近にあって生活には欠くことのできない位置づけにある製品でも頻繁に使用されていますし、そればかりではなく、普段は接することのない建築構造の中でも合板は重要な部位となっております。現代人の快適な生活には非常に貢献度の高い合板はエジプトとは切っても切れない関係にあることを忘れてはなりません。合板が日本で本格的に製造開始されたのは、明治40年に機械による製造方法が確立されたのがきっかけです。その後テクノロジーが著しく進歩して、高機能接着剤の開発による強度維持や、ホルムアルデヒドをはじめとする各種有害物質のコントロールが飛躍的に改善を見たところから、建材や家具などの部材として爆発的に使用範囲が拡大した経過があります。合板の製造原理そのものは、古代エジプトから脈々と受け継がれてきたのは確かな事実なのです。現代のエジプトはヨーロッパかロシアから木材を輸入することによって、国内の木材需要を賄っております。この国では2015年にはロシアからの輸入が5%もの増加を示していますが、これは国内の木材市場は安定しているものの、ロシアが通貨安を背景に外国への輸出量を増加させる政策をとっていたことにその理由が求められます。なお、エジプトではレッドウッドの需要が多いという特徴を持っています。観測筋によりますと、2018年のエジプトの現況は経済状況が安定していることを背景にして、今後も木材市場は堅調な動きを示していくものと見られています。