エリトリアの木材市場の現況(2018)

アフリカの北東部、紅海に面する国がエリトリアです。
1993年に南にあるエチオピアから独立し、東はジブチ西はスーダンと国境を接しています。
エリトリアでは林業も行われており、首都であるアスマラから90kmほど離れた場所にある山間部の街ケレンでは、木材市場も開催中です。
らくだや銀細工など様々な市が開かれているケレンの木材市場は、河床で開催され多くの人が詰めかけています。
しかし一部の街では木材市場も開かれ、国民の大部分は農業や牧畜業などの第一次産業に従事していますが、エリトリアで林業はさほど主要な産業ではありません。
木材市場の現況に関する情報も乏しく、日本からは不明な点が多い国です。
これに関してはまだ独立からの日が浅い国であること、そして独立戦争の影響もあると考えられます。
特に植民地時代や独立戦争中に環境破壊が進み、森林面積も減少してしまいました。
そのため詳細な情報やデータも揃っておらず、エリトリアの木材市場について正確に現況を把握することはできません。
しかしエリトリアは、アフリカ大陸一つ分と言われるほど多様な気候と地形を持つ国です。
首都のアスマラ北東にあるセメナウィ・バハリの傾斜地には、鮮やかな森林地帯が広がっています。
この森林地帯には密生した常緑樹や熱帯林の残存しており、森林資源は豊富です。
ガシュ・バルカ平野では森林サバンナや低木地も広がっており、潜在的な資源は豊富と言えるでしょう。
さらにエリトリア国内には、アフリカン・ウッドと呼ばれる木材が分布しています。
アフリカン・ウッドは古代エジプトの頃から工芸品や家具に利用されており、玉座に使われることもありました。
現在でもアフリカ大陸では重要な心材として、多数の国で生産されています。
こうした素晴らしい心材があるエリトリアなら、環境や法整備が整えば世界の木材市場でも注目される存在になるでしょう。
エリトリアの木材市場は、現況より将来性に期待です。