ハード・マクドナルド諸島の木材市場の現況(2018)

オーストラリアの南西、南極に近い場所にあるのがハード・マクドナルド諸島です。
ハード・マクドナルド諸島はインド洋に浮かぶ無人島で、ハード島は荒涼とした大自然が残り、マクドナルド諸島も岩でできた小さな島々です。
この島は1830年代から1854年の間にかけて発見され、当初はアザラシの脂を取るためにアメリカ人が住み着いていました。
しかし1880年にはそれまで10万バレルも生産されたアザラシの脂も取られることがなくなり、1947年以降はオーストラリアの領土となっています。
1997年には世界遺産の自然遺産に登録されるほど手つかずの大自然が残り、同地域には様々な動植物が存在しています。
そのためオーストラリア政府は環境を守るため厳重な保護体制が整えられており、世界遺産に登録されている島でありながら観光地ではありません。
動植物などの研修者にのみオーストラリア政府は公開を許しており、一般の人々がハード・マクドナルド諸島に立ち入ることができない厳正保護地域になっています。
ハード・マクドナルド諸島は無人島ですから、島々で経済活動は一切行われていません。
ですから伐採された木材を取り扱う木材市場の現況も、ハード・マクドナルド諸島には存在しないことになります。
木材市場がなく経済活動も行われていないので、ハード・マクドナルド諸島には港も存在していません。
木材市場を開いて輸出するためには、積み荷を取り扱う港が絶対に必要になります。
しかし厳正保護地域に指定されているハード・マクドナルド諸島には、港を作ることは困難でしょう。
そもそも研究者のみ立ち入れる地域ですから、木を伐採する作業員や取り扱う仲介人などは立ち入れません。
ですからハード・マクドナルド諸島では、今後も木材市場が成り立つことはないと予想できます。
将来的にも現況と変わらず同地域には木材市場は存在せず、古来より続く大自然がこのまま残り続けていくことになるでしょう。