ジャージーの木材市場の現況(2018)

ジャージーは、イギリス海峡のチャンネル諸島に属するジャージー島やマンキエ島などで構成されているイギリス王室の属領です。イギリス議会の支配を受けず独自の議会と政府を持ち高度の自治領を保っています。イギリスの法律や税制no
影響下になく、欧州連合にも加盟していないので独自の貿易を展開できる強みを持っています。

 

木材市場においても現況は、欧州連合とは関係せず貿易にあたっては自由貿易の恩恵を受けています。ジャージー牛の乳製品などが有名ですがGDPの60%が金融業であることがこの国の大きな特徴です。50の銀行があり租税回避地で世界に知られており英国のシンクタンクでは世界21位の金融センターとしてその存在が認められています。

 

日本との貿易では、ジャージー種のメリヤス生地を輸入する関係で租税に関する二重課税の防止のための情報交換は行われていますが、このジャージー自治領を通して欧州各地の貿易の中継点として市場が役割を果たしていると思われます。中継点として金融取引の形式をとってこの港に木材をいったん荷下ろしして、ヨーロッパ各地に木材を供給するルートがあり、そのルートを通じることで租税回避ができるので木材市場は活発な形で現況も実施されているのです。イギリスにとって法律で取引を規制できず税制の対象にもなっておらず、独自の貿易を展開できる自治領であることがジャージーの大きな強みだといえます。

 

木材の供給では、中国などの買い付けが世界的にインフラ整備で需要が高まっておりこのような自由市場を使ってヨーロッパの良質な材木が確保されている実態があります。輸送するにあたって中継貿易はこれからもジャージーを富んだ国として存在価値を増していくことが予想されます。イギリスは、欧州連合離脱で影響が大きく出ますのでジャージーを使った租税回避がこれまで以上に盛んになるでしょう。木材市場における中国の需要は世界的な市場の流れになっています。