キリバスの木材市場の現況(2018)

キリバス共和国とは太平洋上に位置するギルバート諸島やフェニックス諸島、ライン諸島の一部を領土にしている国家でありイギリス連邦の加盟国であるといった特徴を有しています。太平洋の大体真ん中辺りに位置している国であることから温暖な気候に恵まれており、日本では中々見られないような野生動物を見るためのツアー組まれているような点から観光面に強い国であるというのも特色だと言えるでしょう。
太平洋島諸国からの日本への木材輸出は堅調な数字で執り行われていることから、キリバスの木材市場の現況への日本の注目度はあまり高くありません。輸出価格が乱高下することがないため安定した取引関係が維持されているためです。では2018年度におけるキリバスの木材市場の現況はどのようになっているのかというと、過去10年と比較して国内木材市場に異常な値動きが起こったという事例がないことから安定していると言えるでしょう。穏やかな気候と立地から天然のスギなどといった木々が育ちやすい国であることや林業関係者の景気が悪く無いことから元々キリバスの木材市場からネガティブなニュースが発信されたことはないのですが、その安定的な市場環境が2018年度も維持されているものと認識しておいて構わないのです。
キリバスの離島村落では、若年層の人口流出と過疎化という問題が発生しておりますが木材市場に影響を及ぼすまでには現状のところ至ってはおりません。ただし今後キリバスの離島村落で人口流出と過疎化が益々進むようなら住宅建築需要の低下や林業関係者の減少などに繋がる可能性があるため、2020年度以降のキリバスの木材市場まで安定するだろうとは現況断言することは不可能です。またキリバスは地球温暖化の影響で国土が年々浸水しているといった問題も抱えているため、2018年と同じ程度の木材が今後も採取できるとは限りません。現状は堅実ですが将来が見通しづらいのが難題になっています。