マーシャル諸島の木材市場の現況(2018)

マーシャル諸島という言葉は耳慣れないという人が多いかもしれませんが、正式名称はマーシャル諸島共和国で、太平洋上に浮かぶ島国のことです。ミクロネシア連邦の東側、キリバスの北側に位置しています。1年を通して高温多雨の気候となっており、年間を通じて、気温や降水量の変化が少ないことでも知られているのです。主な産業として農業や漁業が挙げられ、農業ではココナッツやタロイモなどが収穫されます。漁業には特に重点を置き、離島で集荷してきた水産物を都市部へと運搬することで、離島の人たちの現金収入源を確保することができると同時に、都市部の人たちへ新鮮な水産物を提供することを実現しています。
このように農業と漁業が注目されがちなマーシャル諸島ですが、実際のところは木材市場にも力を入れているのです。マーシャル諸島には、年間を通して気温の高い温暖な過ごしやすい気候と、一定の降雨量によって植物が良く育つというメリットがあります。木材市場の現況がどうなっているのかというと、アメリカからの援助が引き続き行われており、木材市場の他に漁業や観光業の振興が促進されているのです。アメリカの他に台湾との国交が樹立され、これらの国々との間で木材市場が潤っているといえます。
マーシャル諸島の国章には右に帆船、左に椰子の木が記されており、漁業と木材に重点を置いていることがよくわかります。椰子の木などの豊かな自然が、島全体を象徴しているといっても過言ではありません。切手にも椰子の木が描かれていることが多く、国の大切な自然として重宝されているのです。高温多雨の恵まれた気候は、自然を豊かにするための大きな手助けとなり、それによって成長が著しい木材が国の市場を潤わせているといえます。漁業に目が向きがちなのですが、実際には木材市場も国にとって大きな財政資源となっており、今後も恵まれた自然からの恩恵として、木材市場がさらに盛んになると予想されるのです。